one-apple0811 起業訪問記10 環境に配慮の資材でCSRの追求へ
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4年前に改築した兼松まゆみさんの自宅には間伐材をふんだんに使用し、 |
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横浜に拠点を置く船舶修理会社・株式会社横浜工作所の代表取締役であり、来年には次期社長の就任が待っている兼松まゆみさん。70人ほどの技術者と200に上る下請け関係者を取り仕切ることになる。すでに取締役歴29年、経営者の経験は十分備わっているものの、経済不況の荒波が立つなか、新たな事業の開拓への決断も迫られる立場ともなる。 1920年祖父の時代に創立された会社は、船舶修理で培った様々な技術を活かして地上プラント、特に環境プラント整備部門にも着手し、海から陸へとさらに発展をめざしている。 そして兼松さんがいま、一番関心を寄せているのが環境問題。住まいのある鎌倉が、宅地開発の猛威にさらされ目に余る光景に思い余って、持ち前の行動力で活動を始めたのは10年ほど前。行政とも連携して何とかしなくては… そもそも、兼松さんを訪問したきっかけは、竹の炭。初めてお会いしたときに試食で味見をした真っ黒い蜂蜜に感激。そして炭の効能をたっぷり聞かせていただいたことがあったからだ。蜂蜜の黒い正体は竹炭パウダー。この黒い粉は食品添加物適用の商品であり、そばやパンなどにも混ぜて黒く仕上げることができるというものだ。 樹木、竹の保護と伐採後の活用。その実践として間伐材をふんだんに使っての自宅の改築では、木材を使いこなせる建具屋、家具屋などの腕の見せ所でもあった。もっと国産樹木の間伐材活用を、と“木使い”を勧めるのも兼松さんの大事な仕事。 今後はさらに、NPO人としての効果的な活動と事業家としての社会貢献との塩梅をいかになしていくのか。 間伐材木、竹など私たちの身近にある自然材、それらが最新技術と結びつくことで有効活用の途が広がり、次のビジネスモデルとしての好事例をまたひとつ、積み上げることに期待したい。
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