マニラE通信5号
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クリスマス・ランタン作り
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クリスマスにランタン(ちょうちん)は欠かせません。星型を基本形にして、ふたつの星を重ねて少々、角度をずらした 10 角形のもの、丸く縁取りしたもの、それらをいくつも並べて大きな円形にしたものなど、大小さまざまなものがあります。星はキリスト誕生の道案内となる「ベツレヘムの星」をあらわしています。数本の線を付けているのは、もちろん流れ星の、あの流れていく動線です。この流れ星スタイルはランタンだけでなくビニール製などのデコレーション用のものがいろいろ出回っていて、ビルの入り口や門などにはアーチ型にしてたくさん吊るされますが、この場合は流れ星の線にあたるひらひらが、星の下から垂れ下がっていて、七夕の飾りのようでもあります。それを見ていると時々、なぜか天日干しで吊るされている大きな烏賊を思い出すことがあって、おかしくなります。
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ランタンの生産地として有名なサンフェルナンドの街は、マニラから車で 1 時間半ほど。ピナツボ火山の噴火( 1991 年)の被災地でもありました。郊外に出るといまだに屋根だけ残して火山灰や泥流に埋もれた民家や、 2 階部分が道路と同じ高さになった教会などが残っています。 フィリピンの今後の成長産業のひとつといわれるのが、ホリデー・デコレーションとよばれるこのようなクリスマスツリーの飾りやろうそく、照明器具、イースターやハロイン・グッズそして関連ギフト製品などです。女性の小規模起業家たちもこの時期に狙いをつけて、手作りろうそく、ハーブせっけん、クリスマスカードなど得意の製品で商売に励みます。なかには市場を開拓して米国に輸出への道を開いた成功者もいます。ホリデー・デコレーションの輸出先は米国、日本、ドイツ、イギリスの順になっています。彼女たちの次の狙いは日本です。
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