巣箱は、ひとつ 75 ペソ。一番高いものは 850 ペソになりますが、これは入り口が 3 つあり“大家族用”でしょう。ほかに餌台付きのもの、飾りのついた豪華なものなど、いくつかアイテムがあります。ハンモックは綿製で、こちらは 1,500 ペソ。しっかり丈夫に編んであります。
 |
店の看板も巣箱でいっぱい。 |
こんなお店を持つには、どこからか支援が必要でしょう。職業訓練は受けたの? 開業資金はどこで? 得意の職務質問がつい出てしまうのですが、本人は「どこにも世話になんかならないわよ。この作り方は自分で考えた、色をつけるのもわたしのセンス、わたし、こういうもの作るのが好きなのね。」だからやっていて、おもしろいと言います。売れたらもっと楽しいのはもちろんです。
「役所に頼んでも、あまり当てにならないでしょ、お金を使ってもその通りやってくれるかどうか。」さかんに自力を強調していました。
材料の木材はインドネシアマホガニやチャイニーズウッド。廃材、切れ端などを活用してうまく仕上げてあります。かなり重たい巣箱で、しっかりできています。この街道沿いにはほかに数件、巣箱を売る店がありましたから、材料の購入や機器材の調達は共同で行っているのかもしれません。色や模様付けは店によって異なっていましたが、ジョイさんのようにセンスがあってかわいい製品に仕上げたものは人目を引きます。話をしている間にもお客さんがのぞきに来ていました。多くは、この地に観光に来るフィリピンの人たちだそうです。確かにマニラなど都会に住んでいると庭やベランダにこんな巣箱やハンモックがほしくなるのがよくわかります。癒し系グッズとみました。
|